プロジェクションマッピングに使うプロジェクターってちょっと違うやつ??マッピング専用っと思われがちですが、いたって普通のプロジェクターです。
大きな建物に投射する業務用のプロジェクターはめちゃめちゃ明るくて値段もお高い、、(安くなってきている)ですが、プロジェクションマッピング用のプロジェクターではなく、とても性能がいいプロジェクターです。つまり普通のプロジェクターです。
プロジェクションマッピングはプロジェクションマッピング用のソフトが補ってくれます。
代表的なプロジェクションマッピング専用ソフト MadMapper
https://madmapper.com
※無料のDEMO版もあります。
VJもできる高性能なソフト Resolume(アリーナにプロジェクションマッピング機能付き)
https://flashbackj.com/product/resolume
なので、2m~5m程度の小さなプロジェクションマッピングであれば家庭用のプロジェクターでも可能です!(マッピングソフトは必要だよ)
はじめてマッピングに挑戦してみたい初心者さん、低価格でプロジェクションマッピングしてみたい(家で映画も見れる)オススメのプロジェクターを紹介します。
BenQ プロジェクター MW560 ANSI4000lm
まず先に説明しますね。プロジェクターの明るさってlm(ルーメン)で表します。
だいたい家庭用であれば1000lm〜3000lmくらいが多いです。
※注意! ルーメンにはANSIルーメンとルーメンとあります。
ANSIルーメン 統一された計算式を元に数値を出しているのでメーカーが違っても安心
ルーメン 明確な基準がないそうです。(大きい数字を書き放題?)
なのでなるべく信用できるANSIルーメンを選ぶようにしましょう~
このプロジェクターは4000lmもあるのでとっても明るい!!
7mのバスに投影した時もこのプロジェクターを使いました。
7mって結構な大きさですよね。ある程度暗い所でプロジェクションマッピングしましたが、とても綺麗でしたよ♫
コンパクトだし、家でも使えるし、この値段でこの明るさはオススメです。
あと、プロジェクターにも解像度があります。
TVと一緒です。フルHDや4Kとかありますよね。
このプロジェクターはWXGAといって映像の細かさは1280×800です。
(フルHDの細かさは1920×1080 数が多い方がより細かくてキレイ)
プロジェクションマッピングするには十分な細かさがありキレイですよ。
BenQ プロジェクター MW560 WXGA
そしてBenQプロジェクター選びの時の便利なサイト
BenQ投影計算機
https://projectorcalculator.benq.com/
プロジェクターの型番や距離を入力すると投影のサイズが確認できます。日本語でもできます。
プロジェクションマッピングにめちゃくちゃ便利!
ぜひ活用してみてください。
BenQ MH733 フルHD画質 DLPプロジェクター 4000lm
こちらも先ほどのプロジェクターと同じく4000lmの明るさです。
そして解像度は1920×1080とフルHDになっています。(1080Pともいいます)
MW560より少し高くなってますが、明るさと解像度両方ほしい方にはお勧めです。
BenQ LW820ST WXGA画質 短焦点 DLPプロジェクター 3600lm
先ほどの紹介した2つにくらべて明るさは少し落ちます。解像度も1280×800 WXGAとなります。
でもMW560、MH733よりもお値段高くなってます。
なぜかというとレーザー光源だからです。
プロジェクターのレンズは消耗品です。
メーカーによっても違いはありますが、大体2000時間
このレーザー光源のプロジェクターは20000時間となってます。
プロジェクションマッピングのイベントだけで使うのであれば2000時間でも十分と思うので、常設設置する場合、毎日使う場合はこちらのプロジェクターがオススメです。
そしてレーザー光源は360度で投影できるメリットがあります。
通常プロジェクターはランプの使用で床に置いて投影(そこから多少10度ぐらい上下に傾けてもOK?)
または一回転させて天井につけてまっすぐ投影になります。
レーザー光源だとそんな事関係なく投影ができます。
天井にとりつけて地面に投影する場合はレーザー光源の方がいいみたいですよ(メーカーさん推奨)
BenQ LW820ST WXGA画質 短焦点 プロジェクター レーザー光源
天井に付けて床にプロジェクションマッピングする場合やテーブルに投影する場合はこちらのプロジェクターもオススメです。
エプソン EV-110 ビジネスプロジェクター/2200lm/WXGA/サイネージモデル/白 取り寄せ商品 価格:212,339円(税込、送料別) (2023/11/30時点) 楽天で購入 |
BenQ DLP WXGA短焦点プロジェクター MW632ST
こちらのプロジェクターは明るさ3200lmとMW612くらべると少し劣ります。
しかし[短焦点]っという短い距離でも大画面で写す事が可能です。
投影物とプロジェクターとの距離がそれほどない時は短焦点プロジェクターの方が使いやすいです。
それでこのお値段・明るさ・解像度(1280×800)はオススメです。
BenQ プロジェクター MW632ST↓
BenQ DLPプロジェクター TH671ST 短焦点モデル フルHD
解像度(お家でも映画をみたい)にこだわるのでフルHDのプロジェクターで3000lmがあります。短焦点です。
上の二つと比べると明るさは少し落ちますが、プロジェクションマッピングだけでなく映画も見るのであればこちらがオススメです。部屋を暗くすれば十分綺麗に見えますよ
BenQ DLPプロジェクター TH671ST↓
BenQ DLP 4K(UHD) ホームシネマプロジェクター TK800
最後に4Kのプロジェクターを紹介します。
明るさも3000lmありこのプロジェクターを使って家で映画を見たい😁
プロジェクションマッピングの映像を作る時も4Kの解像度で作る必要があるのでこれはまた大変だったり、、💦今のところはまだ使う機会はないですね、、、でもせっかくなので紹介しました!!
プロジェクターで映画を見るかたはぜひ♫
BenQ DLP 4K(UHD) ホームシネマプロジェクター TK800↓
エプソン ビジネスプロジェクター 液晶 3700lm WXGA 2.5kg EB-W06
日本製のプロジェクターがよければエプソンがオススメですね。
※大きいサイズのプロジェクションマッピングイベント、業務用プロジェクターの場合はPanasonicをよく使います
明るさも解像度もなかなかよくて、お値段もお手頃ですよ。
エプソン ビジネスプロジェクター EB-W06↓
今回は練習用で小さなものからプロジェクションマッピングを初めてみたいかた向けにオススメのプロジェクターを紹介させていただきました。
小さいといっても室内で暗くすれば6〜7mまでは投影できるはずです。
ちなみにワンアクションではプロジェクションマッピングを行う時、パナソニックプロジェクターのPanasonic PT-RW930J 10000lmを使っています。
高価なので他のプロジェクターと比べた事がない(できない😁)ので、他社さんがどうなのかがわからないですが、非常に使いやすくてお気に入りです。
番外編:YABER プロジェクター 7000lm
低価格で探すとlm(ルーメン)が大きくて性能が良さそうなものがたくさんあります。Yaberメーカーもその一つ。
正直7000lmで3万円台(購入した時は)う、うそだろ、、
(日本のメーカーであれば70〜80万するはずです)
思い切ってAmazonでポチりました。
1週間後、、、いよいよ到着
おぉ〜本当に7000lmもあるのか!?まじか!?革命的だぞ!!
(プロジェクションマッピングをメインの仕事にしているギマさんにとっては大事件です)
電源入れてPCに繋いでGooooo!!
、、
、、
あ、あれ?暗くない??
7000lmってこんなものなのかな、、
家にあるBenQのプロジェクター(3000lm)を隣りでGo!!
、、
BenQプロジェクタの方が明るい!!
うん!間違いない⭐️
って事でやっぱりBenQか日本製のプロジェクターがいいなと思いました😁
残念のような、ホッとしたような。
BenQの3000lmプロジェクターと比べるとYABERプロジェクターは感覚的には2000lmくらいかなという感じでした。まぁでもこのお値段ならそうかなと思います。
あと、遅延があります。3フレームくらいは遅れますね。音が先行します。
YABER プロジェクター 7000lm ↓
プロジェクターの明るさをきめるときはANSIルーメンを選ぶようにすればいいと思います。
ANSIルーメン 統一された計算式を元に数値を出しているのでメーカーが違っても安心
ルーメン 明確な基準がないそうです。(大きい数字を書き放題?)
ちなみにパソコンはMacBookProを使っています。
最初に紹介したプロジェクションマッピング専用のソフト MadMapperだけを動かすのであればこのぐらいのスペックでも動いてくれます。
Apple MacBook Pro↓
Windowsであればこれくらいで十分↓
ですが自分で動画も作りたいっという事が目標であればもっとハイスペックのPCがいいですねー。
僕は現場でプロジェクションマッピングするPCはMacBookPro
家で映像を作ったり作業するPCはデスクトップのWindowsで使い分けています。
3DCGを作るときにWindowsの方が相性がよくて早いんです。
今回の記事はプロジェクションマッピングのオススメプロジェクターでした。
プロジェクションマッピングは思ったより気軽にできます!ぜひ試してみてください♫
こちらのYoutubeでmadmapperの使い方、プロジェクションマッピングの映像の作り方なども紹介しています↓
https://www.youtube.com/channel/UCes28LH1ggowLvNBa_sR5Sw
●プロフィール
ぎまパパチャンネル[プロジェクションマッピング/Scratch/TouchDesingnerの使い方/VJ]
映像クリエイター 儀間博成
沖縄県在住 42歳
沖縄県宮古島市伊良部島で生まれ18歳の時に大阪へ
料理の資格をとり飲食店に働きながらバンド生活
結婚して子供も産まれ27歳で沖縄へ戻り、会社員へ
30歳の時に[東京駅プロジェクションマッピング]を見て、映像作りに興味を持つ
独学でコツコツとプロジェクションマッピング・映像制作・プログラムを勉強
33歳で個人事業として独立
世界遺産中城城跡や沖縄体験王国むら咲むらプロジェクションマッピング
東京築地本願寺ではアーティスト含むイベント[TOKYO CHEMISTRY]にてプロジェクションマッピング映像を担当
東京渋谷のレストランへ常設のプロジェクションマッピングを導入
その活動は映像制作だけにとどまらず、絵本制作はぐるま島ココロのひみつ/イベント企画/子供プログラミング教室/YouTuberなど幅広く手がける
周りの助けに感謝!今日もありがとう⭐️頑張ってお仕事します!